踊ることって、自分を出すことだけど、自分を出すことが必ずしも周りには心地よいものではない。
心地よいものである必要は必ずしもないこともあるけどね。
でも、舞台に立つってことは、大地を必要以上に踏みしめて、人前で必要以上にアピールすることなわけだからね。
自分はたとえ満足したとしても、心地悪いもんしか空間や人前で放出できないとしたら、よくないと思います。
2年前に越後妻有トリエンナーレに参加して、地元の人たちと交流を深めて、そのあたり、とても考えさせられました。
そのときは、廃校の真田小学校でのパフォーマンスの機会を頂いたのですが、本番前に参加した地元の鉢の方々と公民館での飲み会で、ポンポンと出てきた言葉がいたく胸にしみました。
『私らには(あんたが)偉かろうがそうじゃなかろうが関係ない』
『ワケのわからないものをやってると帰っちゃうもん』
無名の芸術家の端くれが、ワケのわからないことを山里の廃校でやったら、かなり悲惨だな、と思いました。
そこから火が突いた様に、どんな場所であろうと、自分の表現に妥協はしない、でもどんな人も立ち去らないパフォーマンスをしたいとかなりあがいてここまで来た気がします。
昨夜は、そんな地元の方々が、舞台を観に来てくださって、とても喜んでくださったのが、本当に嬉しかったです。
踊ることで、赤の他人が他人でなくなるマジカルな瞬間がある。
だから私は踊りたいなって、思います。
これからも、地面をしっかり踏みしめながら、大地や人との触れ合いを楽しんで踊って生きたいです。
曽我さん、ヒグマさん、お酒をご一緒した松代の皆様、そのほか関係者の皆様に、素敵なひと時を本当にありがとうございました。
来年は越後妻有トリエンナーレ第4回目だそうです。
来年の夏も越後妻有ファンとして、行きたいと思います。
だってこんな素敵なんだもの。
私は、正義とか、善って、どうも好きになれなくって、『ポニョ』を観ててもなんか『良い子』『善』なるものが全面に出されてると、ダメみたいです。
ポニョの中にさりげなく、女の子にだってあるイノセントなゆえの邪悪な部分が、大人の視線から曖昧に描かれた部分があったら、良かったのにという気がします。
昨日は『コロー』の展覧会や、『ダークナイト』を観て、よけいそんなことを考えたのだけど。
コローの描く絵は、森の光に含まれる、暗さが気になりました。
完全に明るい光に包まれた絵ではない分、画家の他人へ向けた気遣い、優しさや温かさが感じられて、今の時代に必要なスピリットが宿っている気がしました。
そして、『ダークナイト』って、カタカナで書いてあったから、『暗い夜』かと思っていたら、『闇の騎士』だったのでした。
例えば、『鉄コン筋クリート』みたいに、主人公のクロが狂な子でシロが善い子、ってな感じに完全にシロクロ単純に描かれてしまうと、釈然としません。
今回のバットマンみたいに、『光の騎士』なる正義漢が悪に陥る風刺が描かれていたり、自分が存在するから悪も存在するジレンマに悩む、ダークなヒーローの姿が描かれてるのって、私は結構惹かれます。
私もいつか、光と影の滲んだ絶妙な表現ができたら・・・と思います。 時間かかりそうだけどね★
時間のやりくりはいつも大変ですが、見たい映画はできるだけ見てます。
先週は『スカイクロラ』、今日は『崖の上のポニョ』を見てきました。
『スカイクロラ』は冒頭の戦闘シーンが素敵で、後は意味不明でした。
25歳くらいの女の子が脚本をしたのかな、たしか?
20代の女の子に、空中を闘う人の心がどこまでリアルに理解できてたのか、さっぱり理解できませんでした。
つうか、テレビの恋愛ドラマでした。
とても忙しい最中だったので、失われた2時間に、後悔してしまいました。。
『攻殻機動隊』や『イノセンス』など、押井監督の世界観やセンスが好きな私には、なんでこんな作品をつくってしまうのかは疑問です。でも、『イノセンス』に対しての受けが非常に悪かった(Amazon のレビューがよくそのあたりを反映してます)ことが、どれだけ作り手に影響しているのかなと、勝手ながら気になりました。
そして『ポニョ』は、、宮崎監督は疲れてしまったのかな、監督自身が癒されたくなってしまっているのかな、と感じました。
『風の谷のナウシカ』や、『未来少年コナン』が好きだった私には、スケールの大きい物語が好きなだけかもしれないけど。
でも、どんなものであれ、モノを作り続けるには、作り手の心の中にスケールの広さがなくなってしまうと、きつくなるんだと思います。
と、そんなこんな、あれこれ考えながら、自分を見つめているのでした★

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