先週の土曜は『銀河鉄道の夜』の公演を見た後に、アニシモフさんと田口ランディさんのアフタートークを聞きました。
ロシア人演出家アニシモフさんの、本当の幸いとは、自己犠牲をしてまでも、人の為に良いことをすることだ、というゆるぎない信念と、ランディさんの『日本人はそれを(おおっぴらに)いったらおしまいよ、という気持ちがある』という揺らぎあるご指摘を聞いていて、『情けは人のためならず』という諺が浮かんできました
そして、私を、ふり返ってみたんだけどね・・・
もちろん踊ることは幸せなことだけど、ダンスはもともと好きだから、誰かの為に、誰かの役に立つために自分を犠牲にして踊ってきたなんてこと、全くもって言えないなあ…と思います。 (そんな私を友達はドSだといいますが、それじゃお話が簡単に片付いちゃうから、掘り下げてみます・・・ )
それに私は、よく間違いを起こすし、迷惑かけたり、怖がられたり、嫌われることもあるから、人に対して正しき良き行いはできてないと思います
だから、自己犠牲したところで、本当に人の役に立つような人じゃないんだと思います。
でもね、そんな私だけども、それでも人として良く生きたいな~、まだまだ成長したいし、人ともっっと楽しく生きたいな~、と願うから、踊り続けて来たかな、と思います。
そして、そんな私でも受け入れ支えてくださる方々や、観てくださり楽しんで&共感してくださる方々との出逢いと触れ合いと、頂いたたくさんの目には見えない情けから、私は成長させて頂いてたんだな~あと、ありがたき幸せを感じてます。
だから、頂いて嬉しかった情けをこんどは、私も誰かにさりげなくかけられる深い人になりたいです。
それから、これまで情けをかけて頂いた方々とは、より良い関係が続くよう、自然体でお付きあいできたらいいなあ、と思います。
そして…
もし私と人との情けある関係が内へ外へと広がって、情けは人のためならずなエンドレスな大循環をし続けていったら、それが本当に幸いなことなんじゃないかと私には思います。
そしてそして・・・
たとえ情けの環が途絶えたとしてもね、何かが幸いしてまたどこかで誰かの中から、環が芽生えれば、それもそれこそ本当に幸いなことなんじゃないかと私には思います。
そんな、情けの大きな循環の、さざ波を立て続けるような、ダンスができるんであれば、したいです。
今週も日記やダンスの稽古が滞ってしまうくらい人とお会いするとても楽しい毎日を過ごしてしまいました。。
が、私にとっては表現する時が滞るのって実は身もだえしてしまう事態でもあるのでした~。
実はこれって結構ハムレットな気分です
時というものは、いつでも、どこでも、誰にとっても、一秒、一秒ずつ、死に向かって流れてゆくものですものね。だから私は大事にしたいです。
だからこそ、人と触れ合うひと時が、ほんとうに人と心から触れ合える豊かな一秒一秒として私の周りを流れてゆくときは、ほんとうに幸せを感じます。
そして、ダンスは私のためならず、な日々を送り続けてゆきたいなあと、心から思えるのでした。
そんな成長が続いてる、今日この頃です。
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by 宮本晃介
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