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花を愛でるということ

今日は、知りあいに生け花を体験していただきました。

 私は高校時代にひたすら華道部で花を生けていたことがあります。

流派とか、資格とかよりも、まず毎週毎週どうしても花を生けることに没頭したかった時期でした。

鋏で茎を切りながら、器の中に花をより美しく生かす。

これって実は、殺して生かす、大それたことだと思います。

そして、剣山という、非常に花を立てづらい針の山に、花を生けるということの難しさと面白さは、説明しようもないものでした。

自分の頭で計算したり構成したようには、花は剣山にさせません。

無理矢理力づくで刺そうものなら、花は言うことをきいてくれません。

でも、よく考えてみれば花が言うこと聞いてくれないのは当たり前です。

生きているものを、相手の気持ちも考えずに自分の思い通りにしようなんて、もし自分が花の立場だったら、ひどいと感じるはず。

じゃあ、どうしたら花を生かすことができるのか・・・。

じゃあ、どうしたら花と私は調和できるのか・・・。

その深い葛藤や試行錯誤、そして花への自らの歩み寄りのプロセスが、思春期の私にはどうしても必要だったような気がします。

そしてそのプロセスは、以前、武道の稽古に一時通っていた時に、相手からの攻撃を受ける練習をした時にも同じように感じたことではありましたが。

今は花を生けるのではなくて踊りながら、他者や舞台美術や音楽などと共に調和空間を築き上げることに取り組んでいますが、基本は生け花に没頭していた頃とは変わりないなと、思います。

それは、本当に面白くて楽しくて、そして大変な作業です。。。

 

 

 

 

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