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身体表現と言語表現

身体を扱えば扱うほど、言葉を扱いたくなる。

とても面白いなあと常に感じます。

 

でもね、私は本はほとんど読みません。子供の頃から本を読まない子なので、バカになるんじゃないかと親に非常に心配されました。

でもね、本を読む暇があるなら体を鍛えるか、自分で思っていること考えていること気づいたことを自分で書き留めておきたいと思ってしまいます。

だから舞踏家のクセして、アルトーもベーコンもよく知りません。

その他の人の哲学本とかも、必要に駆られない限りは読まないです。

でも時々本屋でエッジな本が置いているある棚で立ち読みすると、自分と同じようなことを考えている人に出遭うことが多いです。

でも、そんな出遭いが起きるのは、私が本をあまり読まない人だからだとも実は思います。

 

今日も人との待ち合わせ時間に目の前にあった本屋さんでパラパラと立ち読んで共感したのは、藤原智美さんというかたの『検索バカ』という本です。

言葉がろくに扱えない人、読解力がない人、自分の頭で考えずに答えやアイディアを他人から安易に得ようとする人、どんな物事にも結論や解答が必ずあると勘違いしているような人・・・が多いという危機感を抱いている人が、増えているのだと思うけど、そんな指摘をされ危機感を抱かれている当の方々は、こういう本を読んで、自ら危機感をもって何とかしたいと思うのだろうか・・・。
単に嫌悪感を抱いて本を閉じてしまうのか?
他人事のように、本の内容を単なる情報として頭のどこかに蓄積するだけにしたり、片っ端から忘れてしまって、また次行ってみよう読書の秋だし~と他人の書いた本を読み進めるだけなのだろうか?
そもそも、そんな辛口タイトルな本は、テレビや新聞とかで取り上げられ話題にならない限りは、読まないのか?


そして今の時代、ブログとかでかなりの人が文字を扱っているのにね、言葉が使えていないと指摘されるのが面白い社会現象だなあと思います。

私自身も経験するのだけど、たとえばテレビでたまたま観た面白い番組の内容を再確認するために、ネットで番組名を検索をすることがあります。すると検索結果に他人のブログが上がってくるのだけど、読んでみると、番組で放映された内容だけが詳細に載っていることがあります。テレビ局の番組紹介以上に詳しい時もあります。

で、その人はその番組を観て、ご自身で何を思い何を考えたのか???!!!!

というところまではあまり書いてらっしゃらないことが多い気がします。
受信した情報をそのままご自身のブログに丁寧にお書きになって、インターネットに公にしているのはどうしてなのか・・・見ていなかった方々へ情報提供をしたいという親切心なのかしら?
こちらとしてはありがたく情報を確認させていただいてはいるのですが。

しかも、その方々、ウィキペディアをコピペして論文提出しちゃう学生たちじゃなくって、社会人のように見受けられます。

舞台の葦続きで一つ・・・ 

『人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。

彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である。だが、たとい宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ぬこと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない』

それはどんな人間も同じ。
誰しもが脆弱な、考えられる葦であって、尊い存在であるはずなんじゃないか、と私は思います。
だからこそ、誰しもが、愛すべき、愛されるべき存在だとも思います。

が、まあそんなこんなはさておきまして・・・、
『検索バカ』、また時間がある時に続きを読んでみたい本でした。

 

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