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2009年11月 アーカイブ

2009年11月28日

GONE

たしか、小学校4年の、夏の終わりでした。


自宅の庭を眺めていたら、葉っぱがひらりと、枝から舞い落ちました。



しみじみしたのでした。



ちょうどそのころ、教科書に書いてあった「無常」という言葉に釘付けになりました。


教室で卒倒しそうになるくらい、共鳴してしまったのだけどね。。。


 

秋の陽気爽やかな今日の「楽しいの○んだふる」、個人的には「消えゆくもの、消えてしまったもの」を大切にしてみました。


前半は、消滅したトルコの部族の剣と、舞ってみました。


後半はね、「枯葉」うたってみました(汗)。

(清水さん丹波さんの即席演奏が、ほんとに素敵でした~大人でした~ぁぁぁりがとうございます~(涙))



うーん。

やっぱ、消えてしまったものに触れ、儚さを感じれば感じるほど、舞台に呼び寄せたいという衝動が、私を舞台に駆り立てます。。。


そして舞台空間に横たわるマジカルな力が、私の衝動を後押ししてくれます。


それは、「芸能」の根源なのかもしれないですね。


だから舞台って、生きるって素敵だなって、感じます。



今日もお集まりいただいたお客様に、心から感謝です ドキドキ


清水さん、ギターの丹波さん、そして舞踏の金野君とともに、本当に素敵なひとときでした~



何も決めてない。

相手にあれこれ指揮命令しない。

なのに、音楽とダンスが溶け合って、ひとつの旋律が生まれるような、ひとつのストーリーが編みあがるような瞬間。

今日もびびっと来ました~。

 

人と人が分かり合う。

そのために大切なことって、相手の全身から発っせられ、そして消えゆくものに、しっかりと、自分の心と体を傾けることですね。

言葉、声、目、表情、動き、姿、そして息や、鼓動・・・。 ラブラブ 音譜




さてと。

諸々様々なことが、ひと段落したので、自分の舞台に取り掛かります~。


その昔、この日本の土地で大切にされていた、「消えてしまったもの」に思いを馳せながらね ラブラブ


なんだか、大人の階段上ってる気分です~ ウキウキ階段上る棒人間

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2009年11月25日

11/28(土)「たのしいの◎んだふる」 ☆出演者変更のお知らせ☆

☆出演者変更のお知らせ☆
 
今週末11月28日(土)に予定しております『ダンス+音楽「たのしいの◎んだふる」11月号(9回目)』において、ゲスト・ミュージシャンとして打楽器、声の佐藤正治氏が出演の予定でしたが、都合によりギターの丹波博幸氏に変更となります。よろしくお願いします。
 
 
 
****************************************
 
ダンスと音楽の完全即興コラボレーション「たのしいの◎んだふる」、毎回、素晴らしいゲストを迎え、密度の高い即興表現が繰り広げられています。
 
今回のゲスト・ダンサーは、鍛え抜かれたムーヴで生の根源を探求する舞踏表現の金野泰史氏、2週間半のチェコ遠征で一皮剥けた?ホスト役の岡佐和香との共演は空間を融かす熱気を帯びたものになりそうです。
 
音楽のゲストは知る人ぞ知るスーパー・ギタリストの丹波博幸氏。ホスト役の清水一登とは70年代末、伝説のスタジオJ以来の関係ですが、公に共演するのは何と今回が初めて。熟成した物語が聴けそうです。
 
固定チャージなしの「投げ銭システム」ですので、みなさまお気軽にお誘い合わせの上お運びいただければ幸いです。お代は観てのお帰りに「たのしかった分だけ即興で!」よろしくお願いします。
 

ダンス+音楽「たのしいの◎んだふる」11月号(9回目)
 
★日時
2009年11月28日(土)
14時開場 14時半開演 16時半ごろ終演予定
 
★会場:
OrganJazz倶楽部
http://www.organjazzclub.org/
中野区沼袋1−34−4 B1F
TEL: 03-3388-2040
 
★料金:
ドリンク400円〜 + 投げ銭(観てのお帰りに、たのしかった分だけお願いします!)
 
★出演:
ホスト:岡佐和香(舞踏、声)+ 清水一登(ピアノ、声)
ゲスト:金野泰史(舞踏、声)+ 丹波博幸(ギター)
 
★主催:
POSEIDON
 
★問合せ:
e-mail:yoyaku@poseidon.jp
 
★アクセス:
高田馬場駅から西武新宿線各駅で8分、沼袋駅北口より走って20秒!
改札を出て右270度後方、花屋さんを左に,団子屋さんを右に眺めて道を進んで右側、
焼肉屋さん「牛繁」のあるビルの地下1階。
 
天気が良ければ、JR中野駅から歩いても約20分。
中野通りを北上、新井五叉路を斜め左に入って約500mで沼袋駅です。
 
 
 
★出演者紹介:
金野泰史(舞踏)YASUCHIKA KONNO
http://yasuchikakonno.web.fc2.com/
2003年に、元藤あき子ワークショップに参加し舞踏を始める。音楽家、美術家、写真家など様々なジャンルのアーティストと共演し、自身が稽古し探求している身体観、身体感覚に基づいての表現を追い求め、ジャンルに囚われることなく、根源的な表現を模索し、「生きている」という答えの無い問いを更新し続けている。2009年 自身が主宰するパフォーミングアートグループ【KIUNJI】(キウンジ)を高崎俊(dr,perc)古波津拓也(perc)と共に立ち上げる。
 
丹波博幸(ギター)HIROYUKI TAMBA
http://homepage2.nifty.com/adliv/jojo/tanba_pro.html
青山学院大学在籍時に荒井由実のサポートとして東京音楽祭に参加し、10代のうちに自身のバンド「ブーメラン」でワーナー・パイオニアからレコード・デビュー。以来、かまやつひろし、矢沢永吉、深町純、ジョー山中をはじめ、「同時代の東京で活動するミュージシャンで共演したことの無い人はいない」と言われるほど多岐にわたるスタジオ/ライヴ・サポートを続ける天才肌のギタリスト。その経験に裏打ちされた、引き出しの多い変幻自在なプレイは、プロの耳をうならせる。
 
清水一登(ピアノ、他)KAZUTO SHIMIZU
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/artist/arepos/index.html
「怪物」と畏怖される特異な才能を持つ音楽家。特有の切れ込みの鋭い演奏で複雑な楽曲もあっという間に聴かせてしまう。類まれな即興性とも相まって強烈な存在感を放つ。近年は従来の緊張感に加え、音をより自由に楽しむ自在な境地を拓いている
 
岡佐和香(舞踏、他)SAWAKA OKA
http://www.sawaka.info/
大野一雄との出会いから舞踏の世界で研鑽を積み、芝居、生け花から剣舞まで、様々なスタイルを融合させて独自の世界観を持つダンスを踊る。即興やライヴ・ミュージックに鋭敏な感覚で呼応し、ジャンルを超えたイベントにも積極的に取り組んでいる。

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2009年11月22日

12/12 『水の縄、煙の巡り』 ご案内


いよいよ今年最後の創作です〜。
12月12日(土)の舞台のご案内を改めてさせていただきます。
 
 前回のソロ公演から1年半、ここまで新たな人との出会い、舞台との出会いがありました。
今年だけでも、越前今立の岡太・大瀧神社での紙の神様への奉納舞に始まり、韓国へ、越後へ、そしてチェコへと、国内外を旅しながら舞って参りました。
その合間にも、天川や高野山、飛鳥そして伊那や諏訪などもちょこちょこと旅をしました。
そんな中で、引きつけられるように出遭ったのが、水煙土器です。
 
 今年の四月下旬、梅に桃に桜の花満開の中、私の生まれた長野へ、知人が企画する縄文の風を感じる諏訪ツアーに参加したときのことです。
釈迦堂パーキング近くの博物館にたまたま立ち寄ることになったのですが、陳列されていた、渦を巻く美しい水煙土器を目の前に、身動きがとれなくなってしまいました。
 
私の体の中で渦を巻くような流れが生まれたように感じました。
そしてリズムが、命の鼓動が、私の体に響いてきました。
それは、衝撃のようなものでした。
 
水煙土器は、山梨から八ヶ岳にかけて出土されています。
長野の南で生まれた私の体には、もしかしたらどんぐりや植物や肉や魚を煮込んだ水煙土器を囲んで、食事をし、音楽やダンスを楽しんだ遠い記憶が刻まれているのかもしれません。
 
この土器が私に伝えてくれる美しい響きを表現したい。
と、血が騒いでしまったことが、今回の創作の旅のきっかけとなりました。
  
 
今回は音楽をサックスのKONTAさんにお力を頂き、旅をスタートいたします。
これまでセッションやお話を通して、舞踏について、表現することについて、深い対話をさせていただいてきました。
この機会にお力をいただけることとなり、大変うれしく思っています。
そして光と闇を、前作に引き続き、照明の岡田淳さんにご担当いただきます。
前回も大変素晴らしい光と闇を照らしてくださった岡田さんは、実は遠いご先祖が長野出身だということで・・・、ご縁を感じております。今回もわくわくしております。
 
折しも鍋の季節・・・。残念ながら鍋はお出しできませんが、焚き火を取り囲んだ団欒のひとときのような、あたたかい舞台となれば幸いです。
ご来場、心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
創作舞台
『水の縄、煙の巡り』
 
2009年12月12日(土)
マスミアートスペース MURO(大塚)
JR大塚駅北口徒歩7分
 
OPEN:14:00/18:30
START:14:30/19:00
 
ご予約:3,000円
当日:3,500円
定員:各回30名
問・ご予約:info@sawaka.info /080-3667-0813
 
岡佐和香(舞踏)SAWAKA OKA http://www.sawaka.info/
大野一雄との出会いから舞踏の世界で研鑽を積み、芝居、生け花から剣舞まで、様々なスタイルを融合させて独自の世界観を持つダンスを踊る。即興やライヴ・ミュージックに鋭敏な感覚で呼応し、ジャンルを超えたイベントにも積極的に取り組んでいる。
 
KONTA (S.Sax.) http://konta-ism.net/
'84年にバービーボーイズのヴォーカル兼サックスとしてデビュー。'92年解散後にソロ活動を開始し、多くのアルバム、シングルをリリースしている。現在は、ほぼ毎月1回行っている弾き語りによるソロライブを中心に、僕らのしぜんの冒険、TRIVANDRUMなどで活躍。音楽はもとより、俳優としても舞台、テレビ、映画などに出演、CMやドキュメンタリーなどのナレーター役としても人気を集める。
 
【マスミ東京】
JR大塚駅北口を出て、正面ロータリーをスターバックス側に渡り、右方向に進むと「大塚駅北口」交差点があります。
その横断歩道を渡り直進、都電線路を越えて「北大塚一丁目」信号で左に曲がります。そのまま折戸通りを道なりに進み、「巣鴨新田入口」信号の前が、マスミ東京ショールームになります。
(お車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用下さい) 
 
 

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2009年11月14日

su be te ha hi bi ki at teru

小学校4年から中学3年まで、お世話になった塾の国語の先生が、よく日本語をローマ字表記にして「なんだかわかる~?」と質問しました。


英語みたいな、どっかの外国語みたいな、でもよく読むと、「たこたこあがれ」とかだったりして、かなり好きな先生でした。


その先生には、いつも心配されっぱなしでしたが、その先生がいなければ、私は受験戦争を乗り越えることができないくらい、普通の学校の勉強ができなかったのでした。

知識を頭に詰め込むということが、私にはできないのだけど、そういう人間でも、この社会を生き延びなきゃいけない。そのための手立てを陰に陽に教えてくださいました。

人と人との出会いが、困難を乗り越える力になるんだなって、今更ながら、ありがたく感じてます~。


とやべ先生~サンクスです!



そして、その先生を通して出会ったのは、それだけじゃないです。


古典や古文に出てくる素敵な歌人や、日本を代表する詩人や作家でした。

あまりに色々と教えてくださって、かなり忘れちゃっているものも多いのだけど・・・・、中でも少女時代に不思議な魅力を覚えたのは、柳田國男の「遠野物語」です。

そして、教科書に出てくる宮沢賢治の授業も、ただの塾の国語の授業を越えて、宮沢賢治の真髄に触れることができた素敵なものでした。

そのほか、夏休みの宿題として、和歌や俳句も書かされて、かなりハイレベルな詩心あふれる授業をしてくださっていたのだなあーと今更ながら、ホントにありがたいです。


あの時に素晴らしい教師を通して、日本の素晴らしい物語や詩歌に出会えたから、ある意味落ちこぼれな私が社会の波に飲みこまれずにすんだのかもしれない。。 いや、かもじゃなくって、そうなのでした。

本当に学ぶということの楽しさを、学んたのでした。



さてと。

創作が始まると、自分との闘いです。

すぐに構成を固めたがる自分と、いやいや、まてよーもっと待て!という自分が、私の体を占拠しようと葛藤してる感じです。


そんな状況なので、新たな挑戦をします。


小学校5年の時に、心から歌えなくなりました。。

それはね、歌うことで、自分を傷つけたくなかったからです。

当時は目立てばいじめの対象になる状況下にいて、大きく歌うことすら、できなかったでした。

小学校って、大人にはわからない、異常事態って結構起こるんですよね。

ちょっとでも目立てばいじめの集中攻撃にあうなんて、ある意味、戦時中の非国民扱いに近かったと思う。

恐怖以外の、何ものでもありませんでした。


生き残るために、自分を傷つけないために、殻に閉じこもり、自分の外の世界と響きあうことを辞める。


それは、しかし、やっぱり、勿体ないです。

一度きりの人生だからね、今をきちんと楽しまないともったいないですっ あせる

そんな緊急事態から脱して遥か~な月日を経た今でも、その心のしこりは、わだかまったままです。


でも、音楽を奏でるように踊りたいならば、閉めてしまった自分の扉を、開かないとね。


最近はそう思ってます。


でもそう思ったのも、ここ最近の素敵な人たちとの出会い、そして「すべての物は響きでできている」と、ブログを読んでメールくださった、歌を歌っている友人のおかげです。


「もし響きをそのまま形にされているとするならば もう それは歌っている といえるのではないか」


そうなのかもしれない。


心が晴れ晴れするように、今日は扉をひらいてみます。


友人に、感謝です~ ラブラブ 音譜

 

そして、「体はどこも悪くないけど、心が悪い」「音楽とともに踊りなさい」と以前私に教えてくださった、韓国のシャーマンのおばあさんにも、感謝しなくてはなりません。
その意味が、今、ようやくわかりました~♪

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2009年11月11日

11月のご案内

寒さが少し和らいだような、今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
チェコから戻り1週間。11日間、5人のドラム&太鼓野郎の集中砲火を受けてきましたが、受けたなりに、何かが変わった気がします。 
日々、様々な音が、今まで以上に体にしみこんでくるような気がします。 

今週は木曜に1週間ちょっとぶりに踊ります。 
KONTAさんと山崎阿弥さんに音楽をお願いして、水煙土器をモチーフに、ただいまどきどきしています・・。
あまり頭できめてしまわずに、創作の火蓋を切ります。
そして28日土曜は、清水さんとの定期即興会です。
今回のゲストはパーカッションのマサさんと、舞踏の金野泰史君です。マサさんとは2回目のセッション、金野君とは今年の夏の石井かほる先生の舞台ぶりの競演です。
が、金野君、その前に、ダンスではなくって、5年ほど前、野口整体と一般的にいわれる道場(身体教育研究所というところですが)にたまたま一緒に参加していました。
野口晴哉先生が開いた野口整体、健康促進のための道場と確か言われてますが、日本人的な身体の使い方を真剣に学ぶ道場です。そこで確か3ヶ月ぐらい、一緒に稽古していた仲ですので、それなりの気合と覚悟で取り組みたいと思います。
どんなセッションになるかは、かなり未知数です!

ご来場お待ちしてますー。 


〜Pre-Release〜
『水の縄、煙の巡り』@渋谷 Bar Isshee

日時:2009年11月12日(木)20:00〜(予定)
場所:渋谷 Bar Isshee (渋谷区宇多川町33−13楠原ビル4F 080-3289−6913 渋谷センター街、クアトロの近く) 
http://ishee.at.webry.info/
料金:チャージ500円+ドリンク+投げ銭(終演後) 
出演:KONTA(Sax)、山崎阿弥(Voice)、岡 佐和香(舞踏)

 

ダンス+音楽「たのしいの◎んだふる」10月号(9回目)

★日時
2009年11月28日(土)
14時開場 14時半開演 16時半ごろ終演予定

★会場:
OrganJazz倶楽部
http://www.organjazzclub.org/
中野区沼袋1−34−4 B1F
*高田馬場から西武新宿線で8分沼袋駅徒歩20秒!
TEL: 03-3388-2040

★料金:
ドリンク400円〜 + 投げ銭

★出演:
ホスト:岡佐和香(舞踏)+清水一登(ピアノ)
ゲスト:金野泰史(ダンス)+佐藤正治(パーカッション、ヴォイス)

★主催:POSEIDON 
★予約・問合せ:e-mail:
yoyaku@poseidon.jp

★場所:高田馬場駅から西武新宿線8分、沼袋駅北口より徒歩20秒!
改札を出て右270度後方、花屋さんを左に,団子屋さんを右に眺めて道を進んで右側、焼肉屋さん「牛繁」のあるビルの地下1階。
天気が良ければ、JR中野駅から歩いても約20分。中野通りを北上、新井五叉路を斜め左に入って500mで沼袋駅です。

 ★出演者紹介:

佐藤正治 [Per. Voice] http://www.ok-massa.com/
10代に美狂乱を結成。加藤登紀子、今井美樹、THE BOOM他多くのアーティストとの共演、作品に参加。数々の海外の音楽フェスティバルに出演。オリンピック新体操日本代表の作曲、又、作曲家、プロデューサーとして、CD制作、楽曲提供、数々のCM、映画音楽を手掛ける。MASSA (細井豊、太田恵資)、僕らのしぜんの冒険(深町純、KONTA)他を主宰。ヒカシューへの参加、身体表現や書家とのコラボレーションなど、意欲的な活動を行っている。

金野泰史(舞踏)Yasuchika Konno
http://yasuchikakonno.web.fc2.com/
2003年に、元藤あき子ワークショップに参加し舞踏を始める。
2004年より、目黒大路主宰「NUDE」に参加 2005年より、ソロ活動を開始。音楽家、美術家、写真家など様々なジャンルのアーティストと共演し、自身が稽古し探求している身体観、身体感覚に基づいての表現を追い求めジャンルに囚われることなく、根源的な表現を模索し、「生きている」という答えの無い問いを更新し続けている。
2009年 自身が主宰するパフォーミングアートグループ【KIUNJI】(キウンジ)を高崎俊(drum・percussion)古波津拓也(percussion)と共に立ち上げる。

清水一登[piano]KAZUTO SHIMIZU
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/artist/arepos/index.html
「怪物」と畏怖される特異な才能を持つ音楽家。特有の切れ込みの鋭い演奏で複雑な楽曲もあっという間に聴かせてしまう。類まれな即興性とも相まって、強烈な存在感を放つ。近年は従来の緊張感に加え、音をより自由に楽しむ自在な境地を拓いている

岡佐和香(舞踏)SAWAKA OKA
http://www.sawaka.info/
大野一雄との出会いから舞踏の世界で研鑽を積み、芝居、生け花から剣舞まで、様々なスタイルを融合させて独自の世界観を持つダンスを踊る。即興やライヴ・ミュージックに鋭敏な感覚で呼応し、ジャンルを超えたイベントにも積極的に取り組んでいる。


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2009年11月08日

impro / synchro

やっと普段の生活に戻りました〜


普段はトレーニングの日々です。。とっても地味な生活ですが、その積み重ねがダンスを磨いてくれます。


その時に大切なことって、体に耳を傾けることです。

体の声を聴いて、体がやりたいように動かして、即興的にダンスをしてゆくと、身体も気持もすっきりです。


身体が重たい時は重たいなりに、激しく動きたい時はそれなりに、自分を体にゆだねてしまいます。


すると心の中でモヤモヤしていることも、身体を動かすとスカッとします〜。

そして最後にサウナやお風呂に入って、体をケアしてあげると、体って磨かれたみたいに整います〜。



この繰り返しの生活を送っていて、あるときサウナの中で、あれれ〜えぇ、と気づいたのが「縄文土器」でした。



身体表現と土器、シンクロしているように感じます。




火焔土器や水煙土器のようなデザインを作り上げた人、どんな人だったんだろう。

特に私的には、水煙土器を眺めていると、私の体のムーブメントに近いデザインだなあと感じてしまいます。




そういえば、同じように自分のダンスそのものだ、と思った絵に最近出会いました。


アラン・ウエストさんの日本画です。



アランさんの絵には、流れるような線が描かれています。

でもその線は時にまっすぐだったり、渦を巻いていたりします。


先日、スーザン・オズボーンさんのパーティの際にアランさんもいらしていて、スーザンへのプレゼントダンスを見ていただいた後に水煙土器のデザインについてお話をしたところ、うなずきながらお話を聞いてくださり、共感していただけたんだなあと嬉しくなりました。


そして、たまたま同じ会場で展示されていた、アランさんの四季の絵を拝見させていただきました。


アランさんの絵、春夏秋冬、その季節によってその線の形は異なっていました。

それを見ていて「これは私のダンスそのものです!」と叫んでしまいました。



私自身、様々な音楽や音、時には無音の中で踊ります。

が、その時に舞いながら身体が描く線は、その時々によって変わってしまいます。


それは、自分が弱いからなのか、存在感が弱いからなのか、自分という軸がないからなのか、とチェコでも考えていたのですが、そういうことじゃないんだなと、アランさんの絵を見ていて、とても嬉しく思いました。


そこには生きるもののハーモニーが描かれていたのでした。


なんだか、自分を見つめているような絵に出遭えて、本当に、ほっとしました。


上の写真は、去年の6月、アランのさんの絵と、ブルターニュからきたデュオBugel Koarとのコラボレーションの際の写真です。

日本画と、ケルトの歌と、舞踏の組み合わせ。

この時のセッションも本当に楽しく、お客様とも一体化したような、素敵な瞬間がありました。



話が飛んでしまいましたが、縄文のデザインの話に戻ります〜。

現代人は芸術家になるために、美大受験して、芸大とか行くわけですよね。

でも縄文人は行ってないのよね。

あのデザインの力は、表現力はどこから来たんだ???!!!と思います。


そしてただのデザインじゃない。

あそこには生きる思想が、生きる智慧が練り込められてる。

文字がない人が、表現をするということは、伝えたい気持ちがそこにこめられているのだと、感じます。

私自身、だから文字ではなく身体で表現しているのだし。


文字でないからこそ、言葉以前の、身体が奏でる表現で、縄文の人たちに近づいてみたい。

そう思います。



そして、縄文のデザインを見ていると、今年の8月15日に観たガイアシンフォニー第6番の「クジラの歌」も、思い出します。


クジラは人間と同じように、音楽を作っている。

クジラの歌の構造は、人間が作り出す音楽と同じ。

そしてその歌は、ただの鑑賞用ではなく、生きるための歌です。


頭脳が作り出したというよりも、生物を超えた知性や感性の働きが、生きるために、音楽を作っているとしか思えない。



翻って、縄文土器ですが。。

これは単に飾り用の壷、骨董品みたいな壷のような扱いじゃなくって、実際に使っていたものです。


今年の9月に、十日町鉢のお祭りに行ったついでに、十日町の博物館に行ってきました。

そこには、火焔土器があって、いろいろな展示を見てきました。

そのなかで、土器の周りで人が食事をし、宴会をしている再現図がありました。


火焔土器みたいな非常に扱いづらい土器を、わざと煮炊きに使ってた。

皆でキャンプファイヤーみたいに、火の回りを取り囲んで、どんぐりとか、肉とか、魚とか、植物とか、煮込んで食べてた。


そして、その再現図の中には、ミュージシャンとダンサーがいました。


人間だからね、土器があって、火があって、食事があって、音楽があるならば、踊りださないわけには行かなかったんだろうな。


土器と、食事と、音楽と、ダンスは、一体のものだって、私は強く感じています。

こうやって考えてゆくと、縄文人って、なんて感性豊かでアートな生活をしている人たちだったんだろうって思ってしまいます。



どんな音楽だったんだろう。

どんな踊りだったんだろう。


すっっっごく、興味ふかぶかです。


でも、私自身はアカデミックに追及するのは嫌いなので、今の自分の感覚で、踊ってみたいって思います。


私の体の中には、縄文人も、渡来人も入っている。


長野の南の山々に囲まれて、縄文文化を築きげた人。

蝦夷と呼ばれ、戦いに負け、土地を追われ、今でいう東北の方から命からがら長野へ逃げてきた人。

東北へ向かって蝦夷を討伐した側でありながら、政治の争いに負けて、長野へ落ち延びた人。

そんな人すら入っていると、子供の時におじいちゃんから聴いたことがあります。


私の体の中に眠る、私を生み出した人たちが生きた証でもあると感じるからこそ、私の体に耳を傾けて、じっくり創作に向かっていきます。

時代を超えた調和って、時代を超えて作り上げることって、なんだか今、とても大切な気がしてなりません。

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2009年11月01日

身体は知っている

昨日も無事に乗り越えましたが、身体知、クオリア、 ドゥルーズ、、深いテーマでしたが、頭で考えずに取 り組ませていただきました。


昨年、母校の大学生からこんなインタビューを受けた ことがあります。
『大学卒業して、どうしてダンサーになったんですか?』

大学で学んで、考えて、旅をしたり社会と触れたから、身体に行き着いた。だからダンサーになった。
それって、理解されないんだなって、今でも感じます。
 
今の日本社会、どれだか身体がおざなりになっているか、頭でっかちになっている人が多いか。
 
20歳そこそこの若い私なのに、ここまで成長する過程でどれだけ頭でっかちになってしまったか。
純粋に、綺麗なものを綺麗だと思い、楽しいことを楽しむことができないくらい、身体感覚が麻痺してしまっている。
論評やら批評やら、外からの指標がなければ、ものの良し悪しを自ら感じ、判断し、楽しむことができなくなってしまっている。
それに気づいたから、ダンサーの道を選んだといえます。

なので、今回のような深いテーマに、
頭も身体も生き様もすべて総動員 させて舞台に臨める機会をいただけるのは、本当にありがたいです。

『本来、私たちの身体、生命自体は複雑で動的なものである。従って、複雑で動的なメカニズムを複雑なま
ま受け入れることは、生の根源に立ち返ればいささかの矛盾もないはずである。
    つまり、私たちは「身体知」と「言語の知」を相即しながら「無常」と「縁起」が「共生成」する「境界知」そのものになるのである。』

昨日のパンフレットの結びです。
この文章、独り部屋に篭り、頭で理解しようとしたところで、理解は無理です。
頭も身体も、人生経験も豊かに深めてこそ、理解できるものです。

私自身も少し理解出来る表現者になれたばかり。
慌てず焦らず、精進します。

さて、今月はいよいよ自分の創作がスタートです。

チェコツアーが終わり、プラハでぷらぷらしながら、なんだか暗いムードな日本に戻り、ものが創れるのか、心配になりました。
私が作るもの、私のダンス、心から観て楽しんでくれる人って、日本に本当にいるのかしら?そこまで考えちゃいもしました。
でも、戻ってみたら、杞憂だったと感じてます。
ごはんもやっぱりおいしいしねっ。和食は最高です!

あ、うつは、きちんと三食たべない、しかも家族と食べなくなったのが、大きな原因ではと言われてますね。

チェコは、年の半分が冬。太陽もあまり出ないし、照明も暗いです。
でも、食卓では皆でわいわい楽しみ、ライブも皆でワイワイ楽しみます。

自ら楽しむ、そして仲間と楽しむことが、厳しい環境を乗り越える智慧なんでしょうね。

今年も残すは二ヵ月。
思い残すことないよう、しっかり食べて、楽しんで、生きます〜

 

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