相米監督の映画「あ、春」、映画館でみて、とっても素敵な日本映画をみたって感じたのだけど、あれは1998年だそうで、あの頃も就職氷河期といわれてたのかしらね。
時代を反映した映画だったけど、底知れぬ映画の力を感じた映画でした。
時代に押し流されない監督の心意気や芯の強さが、作品から感じられました。
先日、慌しくしているさなかに、知り合いのお店のママさんが、ようやく外に出て寒空の下、桜を見たという連絡が入りました。
脳卒中で倒れられて、一命は取りとめたものの、歩くのがママならず、うつ病も併発してしまって、2年も冬眠状態だったのですが、ようやく、底をついたのかもしれません。
この2年はママさんがどうしたらお店に戻れるのか、知り合いとああでもないこうでもないって、話し合ってたのだけど、結局時の流れが自然と道筋を整えてくれ始めたのかもしれません。
お店にも少しずつ、復帰できるかもしれないとのことで、静かな喜びを感じてます。
人の心は、底知れぬ泥濘がありますが、底知れぬ快復力もあるんだなと、しみじみ感じます。たとえ体は元に戻らなくてもね。
今年はとても寒い春の訪れですが、今どんなに寒くても、確実に、温かさは戻ってくるんだなって思うと、桜の満開の日が、待ち遠しいです。
書展も、無事終了です。
春を迎えるにあたって、去年の秋からの流れがひと区切り、ついた感じがします。
お越しいただいた方々に、心から感謝いたします。




