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「タン・ビエットの唄」

昨夜はミュージカル「タン・ビエットの唄」を見に行ってきました。




ベトナム戦争中に、米軍に突然虐殺されてしまった村の生き残りの2人の少女たちの物語。


とても力作な素晴らしい舞台でした。


平和な暮らしをしていた村人たちに突然降ってわいたような人災。


村人たちにとっては、たまたま自分たちの村がベトナムの村だったからでしかない。


戦争は、その時も、その後も、深い傷跡を残します。


人災に一生を翻弄されるのもまた人だという悲しさは、本当に愚かなことです。





戦後65年の今の日本は、平和な時代だといわれますが


この65年間に平和を享受できない人が世界でどれくらいいたのかしら?


そして、この平和な65年を享受できた日本では、なんで年間3万以上の自殺者がいるのかしら?


「戦争」「平和」という分けかたでは、人の闇はとらえることができないなって、感じます。



ミュージカルでは村を出た姉妹が必死でジャングルの中を逃げている時にお姉さんがこんな様な言葉を妹に叫びます


「死にたくないなら、立ちなさい」


劇場の中では心に響く言葉でした。


でも今の時代の中で、日本人の心にこの言葉はどう響くのかしら。



人の心の闇は、更に複雑になっているような気がします。



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コメント (2)


宮本晃介:

お暑ぅございます。連絡頂いたのに、返信できずにいて、ごめんなさい。

戦時中と比べて現代は、或る意味では残酷な時代だとも思えます。システムや機器が扱えない人たち、対人関係がうまくとれない人たちは、簡単に社会から置き去りにされてゆく。反対に、そういった複雑な社会に付いてゆく努力をしすぎた末に、ノイローゼになってしまう人もいます。
それと、何でもあり過ぎることも、価値観が変わったの要因かも。子供に紙飛行機の作り方を教えても、喜びません。コンピューターゲームのほうが満足感があるからです。そしてまた新しいゲームが発売されると、それに飛びつきます。全員が喜んでいるとは思えません。つまり、仲間外れになりたくないから。大人が社会に仕方なく付いてゆく現象が子供の世界にもあると思います。年齢問わず、こんなだから、物の価値観、強いて言えば命の価値観さえ薄れてきたのだと思います。長文失礼しました。



佐和香:

腰を据えて、一つに熱中する

ってことが、あまりされない時代なのでしょうね。

体も心も一体になってじっくり腰を据えて何かに取り組むことの大切さは、日本の伝統文化が様々な形にして伝えてきたように思います。

踊り、歌、書、祭り、能・・・


幕末に、欧米諸国から来た人たちは、日本人のずっしりと腹と腰が座った姿に驚いて、たくさんの写真におさめたようですが、そんな日本人の姿は、この先どんどん消えてゆくのでしょうね。


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