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2012年02月 アーカイブ

2012年02月20日

LOVE TO JAPANESE POWER

TVドラマ「踊る大走査線」中国剣舞での創作が無事終了しました。


ドラマ作りの舞台裏を垣間見させて頂きましたが、


とても楽しい撮影現場で刺激を受けまくりでした。放送は9月?楽しみです。


剣舞は、改めて映像化したいなと思っています。詳細はあらためて・・・。



そして、今度は新たに、民謡ライブの準備スタートです。


私の民謡への思いは熱を帯びているのですが、


正直なところ、創作のプロセスで、ふっと、心に冷たい風が通るようなさびしさを何度も何度も感じます。


厳しい現実ですが、作り手の本意というのは、たとえ親しき仲ですら伝わりづらいものなのは真理だと感じます。


今なぜ私が民謡を元に創作舞を作っているのか。


そう多くの方々に理解されることはないのが現実だと、感じます。


私の説明が不足しているということも大いにあるかとは思いますが・・・。


説明するだけで理解していただけるんであれば、創作する必然性もなかったりもします。



自己満足な自己表現を赤裸々に表現できれば、アートかというと、それもアリですが、


表現者として、もっと大きな存在を追い求めている自分がいます。



今見えるのは、氷山の一角でしかないような、五感や今では捉えることが難しい大きな美


まるでモビー・ディックのような・・・・


そこに近づけるだけの力があるのか、自分自身が試され続けているんだとも感じます。



「人は見た目が9割」これは、今も昔もきっと変わらないのだと思いますが、


表面の分かりやすいもので判断されてしまう「今」の常と、その常を超えられない自分の力のなさに


心がしぼみそうになることがあります。



それでも自分で前に進んでいくしかないなと気持ちを整理できたころ、


心を掬い取ってくれるかのような「魂が震える」出会いがおこります。


それは、生きた人だけでなく、死んでしまった人との出会いだったりします。


それは、世代やジャンルや時空を超えて起こるので不思議に感じるのですが


お蔭様で、結局自分の直感を信じて進んでいこうと


勇気を頂くことになります。


出会いを誘発してくれる大きくおおらかな力に


自分は助けられて道を進んでいるんだなあと


感謝するほかない、小さな私がぽつんと、この大地にいることに気づきます。



昨日今日は、私の体は地の底から低周波がでているような感じをうけてとても重たくて、


気分が優れなかったのですが、


唯一ひたすら読みたくなった寺田寅彦「柿の種」を読んでいたら


こんな文章にであいました。


「ラジオの放送のおかげで、始めて安来節や八木節などというものを聞く機会を得た。


にぎやかな中に絶望的な悲しみを含んだものである。


自分は、なんとなく、霜夜の街頭のカンテラの灯を聯想する。


しかし、なんと言っても、これらの民謡は日本の土の底から聞こえて来るわれわれの祖先の声である。


謡う人の姿を見ないで、拡声器の中から響く声だけを聞く事によって、


そういう感じがかえって切実になるようである。


 われわれは、結局やはり、ベートーヴェンやドビュッシーを放棄して、


もう一度この祖先の声から出直さなければならなではないかという気がするのである。」


(昭和2年7月、寺田寅彦)


物理学者であり、俳人でもあった寺田寅彦ならではの受信&発信力と心意気が胸に沁みるように響いてきました。


寺田寅彦の生きた時代は、今の時代にどことなくリンクしているなと感じます。


著書によって、関東大震災のみならず、当時起きたサンフランシスコや中国での大地震の話などを知ることもできたのですが


同じような環境下を生きた人たちは何を思い考えどう行動していったのか、


ということを知ることで、自分が立っている座標がすうっと見えてきます。


過去を生きた人々から学べることってたくさんあると感じます。


この先の幸せを予感するもできれば、過ちや悲劇を避ける智恵を授かることにも繫がるのかもしれません。



「われらに要るものは銀河を 包む透明な意志 大きな力と熱である」


これは宮沢賢治の言葉で私がとても大切にしているものですが


今の私に要るものは


民謡という日本の土の底から聞こえて来る声を


たくさんの方々に心から楽しんでいただけるように、


私なりの五感+αの力とパッションで、


形にしていく作業をスタートする心意気だなと感じます。


今回も、木津茂理さん、そしてお箏の渡邊香澄さん、そして平手舞ちゃんと共に


楽しいライブパフォーマンスを作ってまいります。



初めての試みですが、ランチタイムでのライブです。


桜咲く季節、お食事もライブも楽しんでいただけたらいいなとワクワクしてます。


ぜひ、お越し頂けましたら幸いです。


詳細は改めてご案内させていただますが、取り急ぎ・・・。


LUNCH♪TIMEライブ

踊って★民謡♪?☆


【日時】4月8日(日) 12:30p.m~14:30p.m
(Open 11:30、Close 15 :00)

【会場】代官山 山羊に、聞く? http://yagiii.com/  
    代官山駅から徒歩1分
    代官山駅正面口を右斜め前に直進。右側2軒目のビルB!階
   (渋谷区代官山町 20-20 モンシェリー代官山 B1F、℡03-6809-0584)
   (Mon-Cheri Daikanyama B 1F, 20-20 Daikanyama-cho, Shibuya-ku)
    Closest stop is Daikanyama ( Tokyu Toyoko Line)

【Charge】 前売\3000、当日\3500 (with 1 Lunch plate & 1 Drink?)
     ※乳幼児:入場無料、ランチ&ドリンクご注文の場合は\1500

【ご予約&問】info@sawaka.info  


【出演】岡 佐和香 [舞踏、踊り]  木津 茂理 [太鼓、民謡] 
     平手 舞 [踊り]        渡邊 香澄 [お箏]


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