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2012年04月 アーカイブ

2012年04月30日

和の器

 
寒山拾得図/曽我蕭白
 
 
だいぶ前のことです。大野一雄先生の稽古場で初めてこの絵を見た
とき、正直あまりピンときませんでした。

 
この絵、曖昧模糊とした存在でした。
それよりも当時は蕭白の狂女の絵に釘付けでした。


でも今朝、柔らかい日差しの中で目覚めたら、
この絵がふっと瞼に浮かんできました。
胸騒ぎがしてきので、ネットで改めて探してみたところ、
素敵な解説がありました。

「この画面を前にして何より印象づけられるのは、主人公である拾得のとぼけた表情以上に、彼もふくめてさまざまなモティーフが、画面のいっさいを埋めつくそうと増殖し、そのことでおのれ以外のモティーフの増殖をうながす勢いをも呼びおこしながら、複数のそれらが画面上で出会えば、そこで境界線を描きつつ互いにたち止まらざるをえず、しかしなお、増殖せんとする勢いは完全に停止してしまうのではないという、いいかえて、画面の緊密な充填と増殖の過剰さとが、きわめて微妙な線上で均衡しようとしている、あるいは、揺れようとしているさまであろう。・・・・」
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/hillwind/hill_63/hill63-4.htm

この解説全文が、胸騒ぎを隅々まで代弁してくれていました。

一雄先生の舞踏を初めて見たときに、同じように捉え、
私の身体隅々から心に向かって、
幾重にもさざ波がうち寄せてきた記憶を思い出しました。

舞踏って、夢中になっているときは、
自分の肉体は地球そのもの宇宙そのものなのだと感じます。
右肩の辺りで川が激流していれば、おへそのあたりでは朗らかに花が咲いていて、
左かかとの辺りは火山が噴火していて、右耳にはそよ風がふいているような・・・。

体が自然、盤古みたいな存在から分け与えられた一部であって、
き写しであるような、感覚にとらわれます。そして自分は独りではないんだと感じます。

日本の文化の器には古今東西、その感覚が感性となり露となるまで
一生をかけて養い、自在に表現させてくれる寛容さが未だにあるような気がします。
そして、海外の方がその感性の賜物を目にするや
「CHINESE」でも「KOREAN」でも「AMERICAN」でもない、
「JAPANESE!」と言わせる力があるような気がします。

そして年輪を重ねても、その感性は色褪せるのではなく、
濃く艶やかにすることもできるんだろうなと、感じています。

また一歩一歩、大地を踏みしめてゆきます。

△Top

「天と地の和解」映像記録☆

先週のキッド・アイラック・アートホールでの「天と地の和解」冒頭十数分の映像です。






映像の安藤さんのリクエストで

ストーリー性は意識しないように、ということで

その場で「生まれる」瞬間瞬間を大切に

即興パフォーマンスさせて頂きましたが、

色々と勉強になりました。



安藤さんはその場にはいらっしゃいませんでしたが、

頂いた映像から触発されたコラボレーションでした。

添さんとともに素敵な旅をさせて頂きました。

安藤さんは開演時間に合わせて、飛鳥の地から、木を削ってくださっていました。



「見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ」



人の心は時空を超えて、存在するのだと、

あたたかく感じられた素敵な舞台空間でした。



照明の早川さん、コーディネートしてくださったヒグマさんに

心から感謝いたします。記録の坂田さんにも感謝です〜。


△Top

2012年04月15日

「天と地の和解」

次回のご案内です。

 

アート コラボレーション
第7回 ACKid2012

「天と地の和解」
http://www.geocities.jp/ackid2006/12-oka-1.html

時 間:開場18:30 開演:19:00
入場料:予約2,000円 当日2500円

安藤栄作(美術)+添光(音楽)+岡佐和香(身体)

安藤栄作の映像からインスパイアされた添光(音楽)、岡佐和香(身体)のコラボレーション。

 

安藤さんから大木を削っている映像、天に向かっていく大きな作品の映像を拝見し、

 

10年近く前に見た、御柱祭りの光景を思い出しました。

 

天に向かって柱が立つ直前、

 

御柱は大地に横たえられ、先端を鉈でカットされ続けていました。

 

私が見たときは、1時間いや、2時間近くだったかな、

 

たちっぱなしでその光景を見つづけていました。

 

5月の日差しがまぶしく熱く降り注ぐ中

 

意識がぼんやりする中で

 

柱の先が削られる光景を眺め続けていて

 

様々なこと考え、思い出し、連想していたように記憶しています。

 

そして、時の流れとともに、大河のような悠久の流れに身を任しているような

 

心地よさを感じたように思います。

 

 

 

効率性を優先して行わない祭りを

 

脈々と続ける諏訪の人たちの生活に

 

この世界には言葉などで説明つかない非効率な間が、

 

白黒つけることない灰色の余白が

 

人の心を耕してくれる豊かな余白なのではないかと

 

表現の間合いに思い悩んでいた私は気づかされたように記憶してます。

 

「見えないけれど、あるんだよ」

 

そんな何か温かいものに、触れたように思います。

 

 

そんな記憶を甦らしてくれた安藤さんの映像に揺り動かされたように

 

私の体が、ゆったりとした新しい目覚めを起こしそうな予感がしています。

 

 

添さんの演奏もとても楽しみです。

 

バークリー音楽大学を経て、インド音楽を学ばれた添さんから湧き出る音色は、

 

とても和の音です。

 

そしてその間合いは

 

とても心地よいです。

 

それは何故なのか、説明しようも無いものが、彼女の中に横たわっているように感じます。

 

 

 

今回の3人の新たな出会いから、

 

柔らかな新緑のような芽生えが起きたらいいなあと、

 

ワクワクしています。

 

 

まずは、大地にしっかりと根っこを張れるように

 

天高く、宇宙に向かって体を伸ばせるように

 

心と体をじっくり養ってみます。

 

△Top

2012年04月09日

流転の日々

民謡ライブ、おかげさまで


皆様と楽しいひとときを過ごすことができました。


ありがとうございましたm(_ _)m

月が満ち、欠けはじめつつあります。


今週は桜吹雪が満ち溢れそうですが、


その美しさをたのしみながら、


次の季節にまた向かってゆきたいです。


ではまた明日(^-^)/

△Top

2012年04月07日

さくらさく季節の中で

今日はあっという間に桜が満開ですね桜

 
春の庭も、美しい花を咲かせながら、私にたくさんのことを語りかけてくれています。

先週咲き始めようとしていた赤い椿は、すでに花を閉じつつありますが、

他の椿は、明日に向けて咲き誇ろうと身を構えています。


 
民謡ライブ、お稽古も終了です。

日本の唄は、春の庭のように、


自然と向き合い逞しく生きてきた

日本人の智恵が込められているんだなあと

教えてもらってばかりいます。

だから、踊ることで恩返しができたらいいなあと思います。


私には夢があります。

いつか民謡を、被災地の方々と楽しみたい。

 
いつかその土地土地の気候風土に包まれて、

地元の方々と一緒に踊らせて頂きたい。

その土地土地で、人とともに生きてきた民謡が

しぼみ、消えてゆくことなく


新しい花を咲かせる
そのためのお手伝いが少しでもできたら

本当に嬉しいです。


明日がそのための始めの一歩になったら、しあわせです。

 

しあわせハッピー音頭も振付ができましたが

今回の楽曲のなかで、いちばんドキドキです。

今日も平手舞ちゃんと何度も何度も練習をして感じましたが、

唄がわかりやすいのに、深〜いです。

そして踊れば踊るほど、なんだか元気や勇気が沸いてくる、

素敵な音楽だな〜としみじみ感じます。


お蔭様で、お席もあと少しになりました。

ご予約ご検討中の方は、ぜひぜひお早めにご連絡頂けましたら幸いです。
 
なお、終演は14時半を予定しておりますが、
 
お店は17時ごろまで、ゆっくりおくつろぎ頂けます〜。


ご来場、心よりお待ちしております!スマイルぜひ

△Top

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